中国、新型戦闘機「殲10」初公開 国際市場を意識か
2008年11月10日10時3分
写真中国航空ショーで公開された中国の新型国産戦闘機「殲10」=中国広東省珠海、奥寺写す
【珠海(中国広東省)=奥寺淳】中国広東省で開かれている中国国際航空宇宙博覧会(中国航空ショー)で、新型戦闘機「殲10」が公開された。中国が次世代戦闘機として開発した新型機だ。
香港紙などによると、最高速度はマッハ2程度で、航続距離は約2500キロ。台湾が保有する米国製F16初期型より機動性で上回るともいわれる。江蘇省や浙江省などに配備されたという。
中国軍関係者は「すべて独自開発した」と強調するが、中国の軍事動向に詳しいカナダの漢和情報センターは「国産エンジンの搭載機も開発されたが、実戦配備機のエンジンはロシア製」と指摘する。
殲10を今回公開したことについて同センターは「アフリカなどへの売り込みを意識した動きだ」とみている。